小さなレンズ
ちょっとおすましのノアちゃんのペットポートレート
適度に背景もボケて良い雰囲気です
このカットで使ったレンズは私が学生時代から使っているM-ROKKOR 40mm/2
最近このレンズをカメラに付けて持ち歩く機会が多くなっています
理由はα7Ⅱとこのレンズの組み合わせはフルサイズとしては小型軽量の極みなので
小さめのバッグなどにも入ってしまいますから、お散歩のお供にはピッタリです
このレンズは1981年に発売されたMIOLTA CLEという小型のレンジファインダーカメラの標準レンズなのですが
小型軽量高画質と3拍子揃っていて
フルサイズデジタルカメラの中では超小型のα7系のボディーとのマッチングも最高です
とても小さなレンズなのですが開放値もF2と明るいので
暗がりの中の撮影でも極端に感度を上げなくても撮影できますし
焦点距離も40mmと短めのレンズですからボディー側の手振れ補正と相まって
思い切ったスローシャッターをきってもかなりの確率でブレを感じません
(今日掲載のカットは1枚目以外全て1/20sec. での撮影です)
レンジファインダー用のレンズの場合
ピントを合わせの測距方式の問題から多くのレンズで最短撮影距離が70cm程度の制限があるのですが
ミラーレスカメラに取り付ける為のマウントアダプターの中にはそれ自体にヘリコイドが内蔵されている物があり
レンジファインダー用のレンズの最短撮影距離を短縮できるものがあります
私はフォクトレンダーVM-E Close Focus Adapterという国産のマウントアダプターを使っていますけど
これが本当に良く出来ていて、あまり寄れないことがネックだったレンジファインダー用のレンズが
このアダプターによってデジタルカメラでオリジナルのフィルムカメラで使っていた時以上に
使い勝手の良いレンズになりました
少し逆光気味の外灯の明かりで撮ったしまちゃんのペットポートレート
もっとシャドー部がつぶれてほとんどシルエットのようになるかと思いきや
思っていた以上にシャドー部も再現されています
ノアちゃんの白い毛も白トビせずにちゃんと再現されていてハイライトからシャドーまでのトーン再現も見事ですね
40mmという使い易い焦点距離と持ち運びも苦にならない小型のレンズはとっても便利な1本です
最近は
高性能レンズ=大きくて重い
というのが常識になっているような気がしますけど
オールドレンズの中にはM-ROKKOR40mm/2のような名レンズはまだまだありますので
眠っているレンズを引っ張り出すのも面白いですよ
MINOLTA M-ROKKOR 40mm/2 SONY α7Ⅱ F2-2.5 RAW
人気ブログランキングへ
↑↑
ご訪問ありがとうございました お帰りの際には応援の1ポチをお願い致します
スポンサーサイト