今日は標準レンズで




今日はちょっとレンズの話を・・・

最近はカメラを買うとズームレンズが付いているのが当たり前ですけど

以前はカメラを買うと焦点距離50mmのレンズが付いていて、このレンズを標準レンズと呼んでいました

私は今でもこの50mmレンズが大好きでよく使っています

50mm(APSなら35mmです)は小型軽量なのに大口径で明るいレンズですから

絞りを開ければ暗い所での撮影でもより速いシャッターがきれますし

絞りを開けて望遠レンズのように背景をボカしたり、反対に絞り込んで被写界深度の深い広角レンズのように使えたり

これ1本で色んな絵造りができる万能レンズだと思います


そんな標準レンズをしまちゃんをモデルに今日は設定絞りの違いで、出来上がりの違いを見てみましょう

上のカットは絞りF3.5で撮影で下のカットは絞り開放のF1.4です
_DSC9958.jpg


上のカットは絞ったといっても開放から2段半しか絞っていませんので

被写界深度はそんなに深い訳ではありませんけど、かなりシャープな感じがします

下のF1.4の方はしまちゃんの右目のあたり1点しかピントがありませんし全体的にフワッとした柔らかな印象です

たった2段半絞っただけで同じようなシーンでもこれだけ描写が変わるのも標準レンズの面白い所

ちょっと難しい話になりますけどレンズには収差と言われるお邪魔虫がいて、明るいレンズになればなるほど

この収差が画像の解像やコントラストを落としたりと色々な悪さをします

この場合、上のカットは少し絞ったので収差が減ってシャープに見えて

下のカットは絞り開放で収差が残っているためにフワッと柔らかな印象に見える・・・簡単に言えばそんな事です

お邪魔虫なんて表現をしてしまいましたけど、収差と言うものは必ずしも悪いものという事でもなく

巷でよく聞く レンズの味 なんて部分は収差の残り方がこんな言葉で表現されていたりするものです

2枚の顔の部分を拡大すると違いは一目瞭然です
_DSC9928-4.jpg
_DSC9958-2.jpg

説明するまでもなく下のカットがF1.4ですけど

ヒゲには少し滲みがあってソフトフォーカスレンズで撮った写真の様ですね

実はこの滲みが残った描写がこのレンズの持ち味だったりします

最近では、絞り開放から収差も少なく素晴らしくシャープな描写をするレンズもありますので

この滲みを良しとするかどうかは好みの問題なんでしょうけど

ポートレートの撮影等で考えると、この描写は魅力的でお気に入りの1本です

_DSC0027_20150106224946d2e.jpg

今日レンズはCARL ZEISS Planar 1.4/50mm ZF.2




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