オールドレンズでポートレート
ペットランキングへ

空を見上げるしまちゃん
撮影対象が人であれ猫であれポートレートの基本は目にピント
絞りを開放で撮っていますのでピントは薄くいわゆるワンピン写真なのですが
ピントの合ったところ以外はフワッとしてとても柔らかな描写です
ボケもなだらかで自然な感じなので優しい雰囲気のペットポートレートに仕上がりました
今日のレンズは1970年代の標準レンズでMINOLTA MC ROKKOR 58mm/1.2
この頃の標準レンズは今よりちょっと焦点距離が長くて
58mmとか55mmといった今ではあまり聞きなれない焦点距離が主流でした
このレンズの一番の特徴は何と言っても解放付近の柔らかな描写と
ちょっと絞ってシャープな描写と 一粒で2度おいしい的 な写真が楽しめることでしょう

上のカットは絞り開放のF1.2

続いてF2

そしてF2.8
並べてみると絞りによって背景のボケの感じも随分変わってきますし
F2.8まで絞ると開放のフワッとした感じから一転して物凄くシャープな描写に変わっているのが分かります
このレンズはかつて 鷹の目ロッコール と呼ばれていましたけど
このシャープネスの高さを見ればその呼称もうなずけます

こちらはF2.8で撮影したしろちゃん
キリッとしてシャープな仕上がりなのですがボケはマイルドですし
ハイライトも白飛びせずに残っていてとても40年前のレンズとは思えません

しまちゃんは絞り開放のF1.2で
しろちゃんのカットと比べると柔らかな描写で物凄く大きなボケ方をしています

日が暮れて夕涼み中のしまちゃんを絞り開放で
背景のボケ方がちょっと不思議な感じでいい雰囲気です
α7Ⅱはアダプター経由でオールドレンズを使った時でも
マニュアルで焦点距離を打ち込めば手振れ補正が有効になります
明るいレンズを使う時には極端に感度を上げずにスローシャッターでも撮影できますから
そういった意味ではオリジナルのフィルムカメラ以上にこのレンズの持ち味を発揮できるのはうれしい限りです

しまちゃんがカメラに向かってポーズを決めてくれています
目がまん丸で可愛らしいですね
明るい単焦点レンズはポートレートには必須アイテムなのですが
この描写を見ると選択肢の中にオールドレンズもアリでしょう・・・
MINOLTA MC ROKKOR 58mm/1.2 SONY α7Ⅱ F1.2-2.8 1/13-1/160sec. ISO 200-500 RAW

人気ブログランキングへ
↑↑
ご訪問ありがとうございました。 お帰りの際にはポチッと一押しよろしくお願いいたします

↑↑
撮影のご依頼、お問い合わせはこちらからどうぞ
スポンサーサイト