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50mmで絞り開放 2


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窓辺の陽だまりでまったり中のちゃーちゃん

このカットも50mmF1.2の開放で撮影したものなのですが

Canon New FD 50mm/1.2Lとは随分違った雰囲気の描写をします

今日ののレンズはやはり80年代のMINOLTAを代表する NMD 50mm/1.2

こちらは絞り開放付近のフワッとした柔らかな描写をウリにしたレンズです

_DSC2215.jpg

まるでソフトフィルターをかけたようにフワッとした柔らかな描写です

昨日と同様にピントを合わせた目の部分がよくわかるように拡大すると
_DSC2215-2.jpg

ご覧の様にハイライトにが滲んだようになっています

これは設計時に解放付近のこんな描写を目指して意図的に球面収差を残した為と思われます

ポートレートの撮影ではソフトフィルターをかけたりしてわざわざこんな描写を作ることがあるのですが

このレンズの開放付近ならフィルターをかけなくてもハイライトが滲んだような描写が得られます

よく レンズの味 という言葉を耳にしますけど、この場合の 味 とは実をいうと 収差 のことなので

収差をどう残すか、或いはどう除去するかがレンズの 味 を決めています

この辺りはメーカーの写真哲学によって随分と違うものでしたが

最近ではデジタルカメラの高画素化の影響からか

絞り開放から高コントラストでシャープネスの高いレンズが増えましたので

こういった描写をするレンズは貴重な存在になりました

ちなみにこのレンズをF2.8まで絞ると
_DSC2223-2_201710241533111cb.jpg

ハイライトの滲みは消えてシャープな描写になります

拡大してみると
あ"_DSC2223-3.jpg"

絞り開放とはうって変わってまつ毛の1本1本までシャープに結像していて

同じレンズとは思えないような描写に変わります

開放付近を使うかちょっと絞って使うかで同じものを撮影しても

印象派の絵画のように柔らかな雰囲気と写実派のような精密な雰囲気を使い分けることができますので

考えようによっては1本で二つの違った描写が楽しめるお得なレンズなのかもしれません

_DSC2230.jpg

とはいえ、絞り込んで使うのであれば何も大枚はたいて大口径レンズを購入する必要はないわけですから

Canon New FD 50mm/1.2LもMINOLTA NMD 50mm/1.2も開放付近で使うのが

それぞれのレンズの持ち味を活かすことになるのでしょうね

これだけ描写が違うと好みのハッキリ分かれるところですが

私的には両方好きな描写なのでどちらが良いとも言い切れません

もしオールドレンズに興味を持たれていらっしゃる方がおいでになられましたら

コメント欄に一言いただけましたら幸いです

_DSC2245_20171024153316969.jpg

昨日の最後のカットはかなりキリっとした感じでしたけど

今日は柔らかな描写で本人よりも少しお淑やかな雰囲気のちゃーちゃん

レンズによって随分と違うものだな・・・と改めて感心

MINOLTA NMD 50mm/1,2 SONY α7Ⅱ  F1.2 2.8 1/60-1/640 ISO 200-400 RAW

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