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緑が鮮やかな季節には
背景に綺麗な緑を入れたポートレートが撮りたくなるものです
今日はお気に入りのオールドレンズLEICA SUMMILUX-R 80mm/1.4をしまちゃんの協力を得て
ポートレートを撮ってみました
絞りを開けるとボケは大きくなって良い雰囲気なのですが
絞りの変化で仕上がりも随分変わって来ます
1枚目は絞り開放のF1.4
背景のボケは物凄く大きくとても柔らかな仕上がりです

2枚目は一段絞ったF2
背景のボケの感じが少し変わって1枚目よりも少しシャープな印象です

3枚目は2段絞ったF2.8
かなりシャープな描写になって背景の印象も1枚目の開放のものとは随分変わりました
レンズ名を伏せてしまえば最新のレンズに引けを取らないシャープネスでコントラストの高い描写です
それぞれを拡大してみると

絞り開放ではハイライト部分に少し滲みがありますが
この滲みが柔らかく見える原因です

一段絞ったF2では絞り開放と比べると滲みが弱くなっています

2段絞ったF2.8になると滲みは無くなって物凄くシャープな描写になっています
85mmや80mmの大口径レンズはポートレートでよく使われる焦点距離のレンズなのですが
中には今日のSUMMILUX-R80mmのように意図的に開放付近の描写を柔らかくしているものがあって
その描写がポートレートでは魅力的だったりします
こういったレンズでは2段位絞ると柔らかさは消えてシャープな描写に変わるものが多く
絞りによって違った描写をチョイスできます

F1.4

F2

F2.8
こうして比べると背景のボケの雰囲気が選ぶ絞りで随分変わって来るものです
どの描写を選ぶかは好みの分かれる所なのですが
やっぱり大口径単焦点レンズを使う時にはあまり絞らず開放付近の描写を楽しむのが王道・・・・かな
にゃんだか今日は小難しい話だにゃ・・・LEICA SUMMILUX-R 80mm/1.4 SONYα7Ⅱ
F1.4 F2 F2.8 1/200sec. 1/100sec. 1/50sec. ISO 500 1600 RAW
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